トップページ > インタビュー掲載記事

東郷治久読売新聞掲載記事
▲クリックすると拡大します

サンスイコーポレーション
東郷治久社長

1948年、旧水海道生まれ。
東北大経済学部卒業と同時に三菱商事に入社。天然ガスの開発・輸入などを担当し、中東に3年間駐在した。
83年、専務として山水に入社。86年、父の後を継ぎ3代目社長に就任。祖父や父の教えを守り、経営の多角化、他業種化に取り組む。商社時代、利益を上げる部署が年ごとに異なっていたことからもその必要性を確信しているという。

1919年に東郷さんの祖父が水海道(現常総市)に米問屋「東郷商店」を設立。鬼怒川、小貝川の度重なる氾濫で仕入れた米が被害を受け、食品物販業に転換した。屋号を「山水」に変え83年に現社名に変更。 事業の中核をなす「つくばグランドホテル」は60年、料亭「つくば山水亭」は88年、「つくばわんわんランド」は96年、「つくば国際ペット専門学校」は98年に開設した。本社はつくば市小野崎。全体の社員数は約300人。

読売新聞様 2016年1月24日掲載記事引用

老犬ホームなど多展開

つくば市内で「つくばグランドホテル」や国内最大規模の犬のテーマパーク「つくばわんわんランド」などを展開するサンスイコーポレーション。
東郷治久社長(67)に経営哲学やこれまでの歩み、今後の事業展望などを聞いた。
(聞き手・金成真也)

—事業展開が多彩だ。

「ホテルや料亭は、立ち行かなくなった事業者から取得した。『常に次のことをやれ』が父の教え。
経営の多角化、他業種化に努めろというもので、それを守っている。M&A(買収・合併)の手法でゴルフ練習場やパチンコ店などの経営も手がけ、利益を出した後に手放した。現在の事業も全て軌道に乗っている」

—犬のテーマパークは珍しい。

「4月の開設20周年を迎える。現在約500匹いるが、これだけの規模は全国で唯一だ。元々はテニス場だったが、利益率が低いので犬のテーマパークにしたところヒットした。テーマパークで犬を世話をする職員の養成目的でペット専門学校を株式会社で始めたが、入学希望者が殺到し学校法人化した。現在約220人が学んでおり、こちらも全国有数の規模だ」

—老犬ホームも評判だ。

「2014年5月に開設した。高齢や病気などで、愛犬の世話ができなくなった人からの相談がきっかけだ。
動物病院もあり、職員がみな犬の専門家なこともあって評判となった。東京を中心に北海道から九州まで全国から預かっている。 より多くの需要に応えるため、近く施設の増築を行う」

—ホテルは5月のG7茨城・つくば科学技術大臣会合で利用される。

「筑波山中腹にある温泉観光旅館だが、国際規格のVIPルームを設置した。筑波山には老舗旅館が複数ある。サミットを契機に、つくば市で行われる他の国際会議などでも筑波山地域の旅館が利用されるよう最高のおもてなしをしたい」

—今後の事業展開は。

「これからも時代に合わせて柔軟にやっていく。つくば市は『日本のシリコンバレー』と言われるほど海外でのイメージは高い。 市がさらに発展するよう力を尽くしたい」

ページトップへ